コラム

フルメタルヨーヨーに必須のアイテム「パッド」の種類と選び方

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フルメタルヨーヨーには、「パッド」と呼ばれるパーツが搭載されています。

ヨーヨーは、パッドがあるからこそ手元に戻すことができるんです!

パッドは、ストリングとの摩擦を生み出すために非常に重要なパーツ。

本記事では、ヨーヨーに必須のパーツであるパッドの種類と選び方を解説します!

パッドとは?

そもそも、パッドって何?という方に、パッドについて解説します。

パッドとは、レスポンスシステムのひとつ。

ヨーヨーを分解したとき、ベアリングの周りについているパーツがそれ。

 

ヨーヨーのレスポンスシステムでメジャーなものは、スターと呼ばれるギザギザのレスポンス。

スターは尖っていてストリングを噛みやすくなるので、戻りが良いのが特徴。

しかし、スターはストリングとの摩擦も大きいため、スリープ時間は短くなってしまいます。

90年代に流行ったハイパーヨーヨー以降、ヨーヨーのスリープ時間を伸ばす中で生み出されたのが、パッドを採用したレスポンスシステムです。

パッドを使うことで、ストリングとの摩擦を極力減らすことに成功。

現在では、ベアリングの大径化も相まって、単にストリングを引いただけではヨーヨーが手元に戻ってこないバインド仕様のヨーヨーが主流になりました。

 

普段はストリングとの摩擦を極力減らしている一方、バインドをすればパッドが確実にストリングを噛んでヨーヨーを戻せる。

この特徴から、パッドは主にバインド仕様のフルメタルヨーヨーに採用されています。

素材の多くが、シリコン製。

パッドは消耗品で、使い込んでいると次第に薄くなってきてバインドの引っかかりも悪くなるので、戻りが悪いと感じたときは交換が必要です。

パッドの種類

次に、パッドの種類について解説します。

パッドの大きさは、ベアリングのサイズによって変わってきます。

ここからは、フルメタルヨーヨーの多くに採用されているYYFスリムサイズのパッドを前提として話を進めます。

 

パッドには、大きさのほかに、硬さによる違いがあります。

一般的に、硬いパッドは戻りが悪く、柔らかいパッドは戻りが良いとされています。

これは、ストリングの噛み具合の違いによるもの。

パッドが柔らかいほうがストリングとの摩擦も大きくなるので、ヨーヨーの戻りが良くなるのです。

硬さの違いが特に分かりやすいパッドが、SGヨーヨーパッド。

パッドの硬さを「硬度」という数字で表現することにより、自分の求めるプレイスタイルに合わせたパッド選びがしやすくなっています!

パッドの選び方

最後に、パッドの選び方について解説します。

種類な豊富なパッドから自分好みのパッドを選ぶ基準になるのが、バインド時の戻り具合。

以下に、ヨーヨーの戻り具合とパッドの関係性をまとめました。

戻りが良いヨーヨーが好みの方

おすすめ

  • 硬度の数字が小さい(柔らかい)パッド
  • 硬度30〜40

メリット

    バインド時のストリングの引っ掛かりが良い

  • しっかりストリングを巻き取れるため、投げ出しの際、最後まで力が伝わる

デメリット

    硬いパッドと比較して、ストリングのスベリが悪い

戻りが悪いヨーヨーが好みの方

おすすめ

  • 硬度の数字が大きい(硬い)パッド
  • 硬度60〜70

メリット

  • ストリングのスベリが抜群に良い。

デメリット

  • バインドの引っ掛かりが弱くなり、しっかり巻き戻すためのスキルが必要。
    ・ストリングを確実に巻き取っていない場合、ヨーヨーを投げ出したときに最後まで力が伝わりにくい。

戻りが良いヨーヨーが好みなのか。

逆に、戻りが悪いヨーヨーが好みなのか。

この違いによって、パッドの硬さを選ぶことをおすすめします!

まとめ

ストリングに次いで、ヨーヨーの必須アイテムとも言えるパッド。

パッドの違いを理解できると、自分の求めるプレイスタイルに応じたパッド選びができるようになります!

さらにスキルアップすれば、パッドの硬さとストリングの太さの組み合わせにより、戻り具合を調整することも可能。

まずは、硬度という数字を採用したことでセッティングを把握しやすくなったパッドから、理想のセッティングに挑戦してみてください!

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