コラム

【ヨーヨー】ブレインの歴代機種一覧【超まとめ】

ブレインの歴代機種一覧
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1997年6月に発売されたハイパーブレイン。

最大の特徴は、遠心クラッチを内臓したオートリターンシステム!

ハイパーヨーヨーブームの火付け役ともなったヨーヨーです。

 

本記事では、歴代のブレインをまとめました!

ブレインには、様々なバージョンが存在しています。

その背景には、ハイパーヨーヨーブーム当時にヨーヨーを輸入していた数社とバンダイが一緒に盛り上げていこうという話から、海外版の製品を大会で使えるようになったことが挙げられます。

最初期の「1stブレイン」と呼ばれるブレインから、現在発売されている最新のブレインまで、写真つきで解説。

これを読めば、ブレインの進化の歴史が分かります!

なお、YOYOMANIAXチャンネルでは、本記事の解説動画も公開中。

併せてご覧頂ければ、より楽しめること間違いなし。

では、まいります!

ブレイン誕生秘話

ヨメガは1983年に設立され、1984年に発売した「ブレイン付きヨーヨー」でヨーヨー業界に一石を投じました。

このブレインは、Michael Caffrey氏が1980年に発明し、1982年6月1日に発行された米国機械特許第4,332,102号を基に開発。

キャフリーは、アラン・アマラルの妹であるジョイスと知り合い、キャフリーとジョイスは、マサチューセッツ州ビバリーに本社のあるパーカー・ブラザーズ・ゲームズで一緒に働いていました。

そこで3人は、自動的にスリープし、自動的に戻るヨーヨーの持つ大きな可能性に気づく。

その後、すぐに法人化し、マサチューセッツ州フォールリバー周辺で生産を開始しました。

1984年には、アランの自宅の地下室で生産を開始。

ヨメガは、ここから世界最大級のヨーヨーメーカーへと成長しました。

初期の資料で「ファントム」と呼ばれていた「ブレイン」は、初のクラッチ式オートリターンヨーヨーで、すぐに世界的なベストセラーとなりました。

※以上、YoYo Wikiより引用と意訳。

最初期のブレインから最新のブレインまとめ

最初期のブレインから最新のブレインまでを、写真つきでまとめました。
それぞれの特徴とともに解説していきます!

1stブレイン【最初期のブレイン】

1stブレイン【最初期のブレイン】1stブレイン【最初期のブレイン】

1984年に、ヨメガ社が発売した最初のブレイン。

1stブレインと呼ばれています。

現在は、300ドル程度で取り引きされている価値のあるヨーヨー。

1stブレイン(ロゴ)1stブレイン(ロゴ)

今となってはごく当たり前にできる分解ですが、この頃のブレインは、分解ができませんでした。

ファントムブレイン【1990年頃】

ファントムブレイン【1990年頃】ファントムブレイン【1990年頃】

1990年頃に存在したファントムブレイン。

ファントムブレインは中心がナット式になっていて、分解が可能。

ファントムブレイン(Xフレーム)ファントムブレイン(Xフレーム)

なお、初期のものには、ロゴがありません。

ボディ内部にXフレームが入っているのが特徴のひとつ。

クラッチ側との重量バランスを保つためであると推測されます。

ファントムブレイン【ロゴありver.】

ファントムブレイン【ロゴありver.】ファントムブレイン【ロゴありver.】

ファントムブレインに、ロゴが入ったバージョン。

ファントムブレイン(グロウクラッチ)ファントムブレイン(グロウクラッチ)

クラッチがグロウカラーになっています。

Xフレームブレイン【ロゴ変更ver.】

Xフレームブレイン【ロゴ変更ver.】Xフレームブレイン【ロゴ変更ver.】

Xフレームが入っているブレインの、ロゴ違いバージョン。

ブレイン【Xフレームなしver.】

ブレイン【Xフレームなしver.】ブレイン【Xフレームなしver.】

1996年頃から、Xフレームがなくなりました。

ナットも、6角ナットに変更。

ロゴは、Xフレームブレインと同様でした。

ブレイン【Xフレームなし、ロゴ変更ver.】

ブレイン【Xフレームなし、ロゴ変更ver.】ブレイン【Xフレームなし、ロゴ変更ver.】

ナットが変更されたブレインと、ロゴが違うバージョン。

日本版ハイパーブレインのロゴに、限りなく近いデザインに変更されました。

グロウブレイン

グロウブレイングロウブレイン

グロウカラーということもあり、当時は特別感のあったヨーヨーでした。

グロウブレイン(ロゴ)グロウブレイン(ロゴ)

ブレイン【ロゴ変更ver.】

ブレイン【ロゴ変更ver.】ブレイン【ロゴ変更ver.】

ロゴが変更されたバージョン。

ここまでが、2000年頃までの海外版のブレイン。

ブレイン【2000年以降】

ブレイン【2000年以降】ブレイン【2000年以降】

ロゴが大きく変更。

新型クラッチと旧型クラッチの比較新型クラッチと旧型クラッチの比較

遠心クラッチの形も、変更されました。

ブレイン【2012年ver.】

ブレイン【2012年ver.】ブレイン【2012年ver.】

脳みそのデザインに変更。

ブレイン【2018年ver.】

ブレイン【2018年ver.】ブレイン【2018年ver.】

2021年現在、最新のブレインです。

初期モデルに近いデザインに変更されました。

ブレインの豆知識

ここからは、ブレインの豆知識を紹介します!

ハイパーブレイン【偽物】

ハイパーブレイン【偽物】ハイパーブレイン【偽物】

ハイパーヨーヨーメンテナンスというムック本に掲載されていたもの。

ヨーヨーが流行っていたため、数多くの偽物が存在していました。

日本版ハイパーブレインの違い

日本版ハイパーブレインには、2つのタイプが存在します。

97年ロゴと98年ロゴ

97年ロゴと98年ロゴの比較97年ロゴと98年ロゴの比較

初期ロゴ

初期ロゴと97年ロゴの比較初期ロゴと97年ロゴの比較

左側が、通称「初期ロゴ」と呼ばれているブレイン。

フォントが斜体であったり、中心デザインの線の太さに違いがあります。

ブレインの中で最もレアなブレインとは?

コロコログロウブレインコロコログロウブレイン

コロコログロウブレイン。

ハイパーヨーヨーブーム当時、懸賞に当選した方だけが貰えた激レアブレイン。

オークションでは、数万円〜10万円程度の値がつくヨーヨーです。

まとめ

20年以上のヨーヨー歴があり、現在はプロヨーヨーパフォーマーとして活動している金子隆也が一番最初に買ったヨーヨー。

それが、ヨメガのハイパーブレインでした。

 

ブレインは、オートリターンシステムがあるからこそ、上手くなるにつれて技ができるようになるヨーヨーであると言えます。

最初は、ロングスリーパーが5秒しか回せない状態でも、練習していくと次第に20秒、30秒と回せる時間が増えていきます。

オートリターンシステムがあるブレインでしっかり回せるようになると、ちゃんと技ができるという目安になるんです。

 

「ヨーヨーを本気で上手くなりたいときは、どうしたら良い?」と聞かれたときは、ブレインでの練習をおすすめしています。

まだブレインを使ったことがない方はぜひこの機会にブレインを手に取って、オートリターンシステムを実感し、練習に励んでみてください!

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