初心者入門講座

ヨーヨーに必須のスキル「バインド」のやり方を解説

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ヨーヨーのプレイ動画を観たとき、ヨーヨーの戻し方に違和感を感じたことはありませんか?

「トリックの最後に、ヨーヨーをストリングに乗せたら戻ってきてる気がする…」

それこそが、今回解説する「バインド」と呼ばれるスキルです!

 

ヨーヨーをするうえで必須のスキルである、バインド。

これを読めば、バインドが必要な理由はもちろん、やり方やコツも全て分かります!

では、まいります!

バインドのやり方

バインドのやり方を、以下の4つの手順で解説します。

バインドの手順
  1. ヨーヨーをスリープさせる
  2. ヨーヨーをストリングスに乗せる
  3. ストリングの輪っかをヨーヨーに絡ませる
  4. ヨーヨーを引き戻す

それぞれ、順を追って解説します!

【手順①】ヨーヨーをスリープさせる

まずは、ヨーヨーをスリープさせます。

【手順②】ヨーヨーをストリングに乗せる

スリープしているヨーヨーを、ストリングに乗せます。

このとき、ヨーヨーの回転方向に注意!

バインドは、小さなストリングの輪っかとパッドとの摩擦でヨーヨーを引き戻します。

この輪っかが、ヨーヨーの回転方向に対して巻き込むようにならないと、上手くバインドができません。

そのため、ヨーヨーの回転方向に対して、上から巻き込む側にストリングの輪っかを作りましょう。

【手順③】ストリングの輪っかをヨーヨーに絡ませる

ヨーヨーをストリングに乗せてトラピーズの形になったら、トラピーズしている手で輪っかを摘みながら、ヨーヨーをゆっくりと上方向にズラしてみましょう。

すると、小さな輪っかがヨーヨーの回転に巻き込まれていくのが分かります。

【手順④】ヨーヨーを引き戻す

小さな輪っかが少し巻き込まれたところでヨーヨーを引き戻すと、ストリングを巻き込みながらヨーヨーが戻ってくるのでキャッチ。

これで、バインドが完成です!

バインドのコツ

ここでは、バインドのコツを問題点・原因・対策の観点から解説します。

バインドのコツ
  1. 問題点
    バインドしたあとにヨーヨーをスローすると、ストリングが絡まっている。
  2. 原因
    バインドのときの輪っかを大きく作りすぎて、必要以上にストリングが絡んでしまっている。
  3. 対策
    ストリングの輪っかを小さく作る。

「バインドしたあとにヨーヨーをスローすると、ストリングが絡まってるんだけど…」

この問題点は、バインド練習のあるあるです。

原因は、バインドのときの輪っかを大きく作りすぎて、必要以上にストリングが絡んでしまっていること。

対策としては、ストリングの輪っかを小さく作るように心掛けることです。

 

バインドのために作る輪っかの大きさによって、ストリングの噛みやすさが変化します。

輪っかが大きければストリングの噛みが良くなり、戻りも良くなります。

逆に、輪っかが小さければストリングの噛みも甘くなり、戻りが悪くなります。

バインドしたあとにストリングが絡んでしまう方はもちろん、バインドをしているのにヨーヨーがスカって戻ってこない方も、輪っかの大きさを変えながらバインドしてみると成功率がアップするのでおすすめです!

なぜバインドが必要なのか?

そもそも、なぜバインドが必要なのか。

その理由を解説します。

元々、ヨーヨーと言えば引いて戻ってくるのが当たり前でした。

ストリングを引いたらヨーヨーが戻ってくる原理を簡単に解説すると、ヨーヨー本体とストリングとの間に摩擦が生じることでストリングを巻き込み、ヨーヨーが戻ってきているのです。

もしくは、ベアリングにオイルを挿すことで、ストリングを引いたときに戻ってきやすい状態にすることができました。

つまり、ヨーヨー本体とストリングとの間に何らかの摩擦となるものがなければ、ヨーヨーは戻ってこないのです。

 

ここに、問題点があります。

ヨーヨーを引き戻すためにはパッドのような摩擦となるもの必要ですが、ヨーヨーがスリープしている間は、パッドによる摩擦の影響で、スリープ時間が減ってしまう。

ヨーヨー本体とストリングの摩擦があるということは、摩擦が原因でスリープ時間が短くなってしまうのです。

そこで、スリープ時間を伸ばそうとするには、ヨーヨー本体とストリングが触れる部分を極力減らすことが必要になります。

いわば、ヨーヨーの「スリープ時間」と「戻りの良さ」は、反比例するのです。

 

そこで、スリープが長いヨーヨーでも引き戻したいときにしっかりと戻せる、バインドが必要になるのです。

バインドをマスターすれば、戻りの悪いヨーヨー(現在のシングルハンド向けヨーヨーのほとんど)でも、引き戻すことができるのです。

つまり、現在主流である長ロングスリープが可能なヨーヨーを引き戻すには、バインドが必須なのです。

これが、バインドが必要な理由です。

まとめ

最初の頃は、バインドしても上手くストリングを巻き戻せないかもしれませんが、普段から戻ってこないヨーヨーを使いながら回数をこなしていけば、必ず上達します。

バインドが上達すればヨーヨーの回転力が落ちたときにも引き戻せるようになるので、これまで以上にトリック同士を繋げたコンボを伸ばせるようになります。

現代のヨーヨーに必須のトリックとも言えるバインドをマスターして、さらに高度なトリックにチャレンジしていきましょう!

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