対談

柳高志×金子隆也「ヨーヨー冬の時代について(1984年〜1997年)」

柳高志×金子隆也「ヨーヨー冬の時代について(1984年〜1997年)」
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本記事では、YouTubeにアップした柳高志×金子隆也の対談「コカコーラヨーヨーキャンペーン終了の1984年〜1997年のハイパーヨーヨー開始まで、どうやってヨーヨーを続けたか? 柳高志氏編」を、文章にまとめて掲載します!

今回は、柳高志氏が経験したヨーヨーの冬の時代をメインに、ヨーヨーをどのように収集していたかという話やハイパーヨーヨーブームの過渡期の話について紐解いていきます!

併せて、お楽しみください!

はじめに

【対談】柳高志×金子隆也【対談】柳高志×金子隆也

金子 YOYOMANIAXです!ヨーヨープロフェッショナル、金子隆也です!

今日は、柳高志さんをゲストに迎え、色々な話を聞いていきたいと思います。

では、柳さん、よろしくお願いします。

 はい、よろしくお願いします。

挨拶を交わす2人挨拶を交わす2人

【1984年〜1997年】ヨーヨー冬の時代の到来

金子 前回、柳さんのヨーヨーとの関係を聞きましたが。その続きで。

僕らも、同じように体験するんですけど。ヨーヨーのキャンペーンが終わってから、次のキャンペーンが始まるまで。柳さんでわかりやすいのだと、コカ・コーラのヨーヨーブームが終わってから、ハイパーヨーヨーのブームまで。その間を、どうやって過ごしていたのか?を聞きたいと思います。

本日のテーマ「1984年のロサンゼルスオリンピックのキャンペーン終了後から、1997年のハイパーヨーヨープロモーションまで」本日のテーマ「1984年のロサンゼルスオリンピックのキャンペーン終了後から、1997年のハイパーヨーヨープロモーションまで」

 コーラのキャンペーンというのは、1クール6週間と言われていて。日本中で、いろんなイベントをやっていて。

ロサンゼルス オリンピックが終わって、ほぼイベントが無くなって。最後、長野で終わるのが1984年に終わってしまうんですね。

そこから、次のハイパーヨーヨーのブームになるまで、約13年〜14ほどあるんですが。それまでの間は、僕自身も、中学高校で運動をやったりだとか。受験だったりとかで、そんなにヨーヨーはやってなくて。

でも、たまにやりたくなったときに、替え紐のストックがあったりとか。そういうのを大事に使ったりして。ヨーヨーの腕が落ちないようにはやってたのね。

金子 ちなみに、ストックってどうやってしてたんですか?大会で優勝して貰ってたんですか?

 そう。大会で優勝して貰ったのもあるし。同じ経験をしてると思うんだけど。

ヨーヨーのブームが去る頃って、コーラのヨーヨーの変え紐って3本60円で売ってたんだけど。それがもうヨーヨーの紐だけになると、駄菓子屋のおばちゃんとかくれたのね。

ラッセルヨーヨーの替えひもパッケージラッセルヨーヨーの替えひもパッケージ

金子 はいはいはい。

 まとめて、お兄ちゃんあげるよとか言って。

金子 あとは、凄く安く買うとか。

 安く買うとか、そうそう。

ヨーヨーが売れちゃってて紐だけ買う人なんていないから。馴染みの駄菓子屋とか近所の駄菓子屋とかに行くと、ほとんど捨てちゃうような状態だったので。そういうのも貰ってたりとかして、ストックはいっぱいあった。

【1980年代後半】スケバン刑事ブーム

 コーラのヨーヨーのブームが去って。高校生くらいになったときにちょうど、スケバン刑事ヨーヨーブームとかあったんだけども。

ただ、スケバン刑事のヨーヨーブームっていうのは、ヨーヨーやってる映像をみんなが分かるだけで。バンダイさんが作ったりとか、それこそ海賊版のヨーヨーが出たりとかいって。みんなそこで、ヨーヨー=スケバン刑事みたいなイメージがあるんだけど。イベントをやったり、ヨーヨーショーがあったりとかは、一切ないので。

だからといって、紐が買えないとかでは無いし。

そのときに、ヨーヨーはできるからスケバン刑事のヨーヨー渡されて。「ちょっとやってみてよ。上手いんでしょ?」って言われて。チェーンのヨーヨーでやらされるっていう(笑)あるあるなんだけど。

チェーンがついたスケバン刑事ヨーヨーチェーンがついたスケバン刑事ヨーヨー

 そんなんじゃ何もできないよ、綱渡りもできないよっていう。

金子 若干、いじめに近いような(笑)

 輪投げやった瞬間、手に絡まるみたいな(笑)そういう経験をしてたんだけど。

ヨーヨーは、忘れ去られてはいなかったのね。

ヨーヨーコレクションの収集について

 ただ、僕自身が、今これだけヨーヨーのコレクションがあるっていうのは、中学・高校からお金があって集めてたわけじゃなくて。

当然みんな、ヨーヨー好きな人で収集始める人っていう人は、ちょっとお金が無いときは集まらないんだけど。ちょっと余裕が出てくる頃なんですよね。

僕も、実は、二十歳のときに。下北沢とか。おもちゃ屋さんとか骨董品屋さんとか回ったときに。

当時、僕が優勝したロサンゼルスオリンピックのヨーヨーだったりとか、その前のモスクワオリンピックのヨーヨーだとか。さらに、その前のモントリオールのヨーヨーとか。そういったものが、当時の値段よりちょっと値段が高いくらいで、意外と見つかって。

金子 ちなみに、ラッセルでいくらくらいなんですか?

 ラッセルはね、下北あたりで高くても800円くらい。まぁ、リアルな値段だよね。

で、当時76年のヨーヨーって、そんなにたくさん持ってなかったんだけど。でも、そういったものが手に入るんだよね。

1976年のコカ・コーラヨーヨー1976年のコカ・コーラヨーヨー

 そうなったら、ちょっとお小遣いも持ってるし。なんか、全部コンプリートしたくなったわけなんですよ。それで店を回ったりだとか。

昔は、おもちゃショーとかやってたので。そういうところに行くと、コーラのヨーヨーとかが出てきたりしてて。それで集めて。チラシとか見てて。当時手に入らなかったものとかを集めていって、収集に火がつく。

ハイパーヨーヨーブームの過渡期

 収集に火がついて、それから集めて行って。収集熱が3年〜4年くらい経ったとき。

1996年〜97年くらいのときに、SRCっていうスポーツメーカーがあって。そこが変わったヨーヨーを売ってるっていうのを見つけて。で、行ったらそれがいわゆるファルホークっていう会社が輸入してた…。

金子 僕らで言うと、レイダーが一番有名ですよね。あの赤いやつ。黄色い紙が入っている。

ファルホークが輸入していたアクリルケース入りのレイダーファルホークが輸入していたアクリルケース入りのレイダー

 そうそう。レイダー。アクリルのケースに入ったやつで。ちょっと豪華になってるやつで。ホログラムの入ったレイダーとか。そう言ったものが売ってて。

ホログラムシート入りのレイダーホログラムシート入りのレイダー

 これは、ハワイのサーファーが波待ちのときにやってるよって言うヨーヨーで。「頭脳を持ったヨーヨー、ブレイン」っていうのがあるよっていうのを聞いて。収集してたけど、実はそういうものは収集してなくて。

”これが頭脳を持つスマート・ヨーヨー”と書かれているブレインの封入紙”これが頭脳を持つスマート・ヨーヨー”と書かれているブレインの封入紙

 たまたまその「頭脳を持ったヨーヨー、ブレイン」っていうのを買って。やってみたら、中にクラッチが入っていて自動で戻るって言う。「あぁ、ヨーヨーももう終わったな」って思ったけど。遂にこうなっちゃったのかと(笑)

柳さんが購入したブレイン柳さんが購入したブレイン

金子 なんか、機械っぽいですもんね。

 これはヨーヨーじゃ無いと思ったんだよね。なんだけど、コレクターだから当然のように全部買うわけですよ。レイダーとか色んなものを買っていって。SB2とか。そう言ったものも出てて。

それを買ってやっているときに、ちょうどSRCが当時のチャンピオンを呼んでやりたいっていったときに。日本に来てやってたのが、デール・マイヤバーグ。

マイヤバーグが来たときに、僕はその人がどんな人だか知らなくて。ずっとこう、会ってお話するたびに「昔のチャンピオンなんだ」とかってラッセルの話とか聞いても、なんでも話がわかるし。凄い人がいるもんだなと思って。

デール・マイヤバーグのサイン入りブレインデール・マイヤバーグのサイン入りブレイン

この時代の写真が、FacebookのTHPグループに掲載されています。

 そんなんで、またヨーヨーのブームが来ればいいなぁと思ったすぐ翌年に、さっき言ったハイパーヨーヨーブーム。日本橋の大会が、1997年に行われるっていう。

それで当時、ヨーヨーやってた人にもクローズアップされた時代があって。そこから、また少しヨーヨーを真剣にやろうと思ったんですね。

ブームの影に隠れていたヨーヨーメーカー

金子 ちなみに、千森産業とか、光洋とか。そういうところは、ヨーヨーを売ってるわけじゃないですか?そのときは、買いはしなかったんですか?

 買いはしなかったですね。

収集を本格的に始めるようになってから、遡って。例えば、光洋とか千森産業とか。当然、DUNCANのヨーヨーを売っていた、1997年に輸入してたツクダオリジナルさんとかも、あとから買うようになって。

当時、1980年のロサンゼルスの前のモスクワ大会があった頃に、ヨーヨーオリンピクスでDUNCANが出してたので、おもちゃ屋さんで買っていたんだけど。

なんか、DUNCANのことも知らないし。ラッセルがヨーヨーだと思ってたから。

偽物のヨーヨー、なんか薄っぺらいし。やりにくいな。ループはしやすいけど、なんだコレって思ってて。糸を何重にもかけないと、空回りしちゃってできないなって。そういう思い出があったので。

他社さんというか、古いメーカーさんの名前は知ってても、そこまで、そんなに詳しくはなかったですね。

金子 僕らのときも、やっぱりハイパーヨーヨーが全てて。

それ以外のところって古くからやってても、そんなに印象が良くなくて。

でも、収集とかしていって色々な話とか聞いて行くと。実は、〇〇社と〇〇社が凄い深い関係があって。そこから枝分かれしたのがコレだよみないな話は、あとから僕らは分かることですもんね。

 そうですよね。

金子 ということで、今日は柳さんに冬の時代について色々お話を聞いてみました。また次回をお楽しみに!

次回も、お楽しみに!次回も、お楽しみに!

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