この疑問を解決に導きます!
本記事では、YOMEGAの人気機種であるファイヤーボールを徹底レビュー。
おすすめのメンテナンス方法や上級者向けセッティング方法も紹介しています!
ファイヤーボールの購入を検討している方は、ぜひ一度ご覧ください。
では、まいります!
ファイヤーボールの基本情報
まずは、ファイヤーボールの基本情報を紹介します。
メーカー | YOMEGA |
---|---|
重量 | 53.5g |
直径 | 58.8mm |
幅 | 35.3mm |
ボディ素材 | ポリカーボネイト/ABS等 |
レスポンス | スターバースト |
ベアリング | プラスティックベアリング |
バインド | 引き戻し |
ここからは、ファイヤーボールの使用感やセッティング方法について深掘りしていきます!
ファイヤーボールの3つの特徴
ファイヤーボールの特徴は、以下の3つ!
- ハイパーヨーヨーの人気機種
- プラスティックベアリングを搭載
- ルーピングがやりやすいボディ形状
それぞれ、詳しく解説します!
【特徴①】ハイパーヨーヨーの人気機種
90年代後半に日本で大ブームを巻き起こしたハイパーヨーヨー。
ハイパーヨーヨーのラインナップの中でも、大人気だった機種がファイヤーボール!
火の玉デザインに、多くの子どもたちが虜になりました。
日本では、ハイパーヨーヨーブームで人気が出た機種ですが、ファイヤーボール自体の歴史は古く、ボディ形状やデザインの違いなど数多くのバリエーションが存在します。
ファイヤーボールの歴代機種一覧の記事では、最初期から最新のファイヤーボールまで、写真付きで掲載しているので併せてご覧ください!
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【特徴②】プラスティックベアリングを搭載
2つ目の特徴は、プラスティックベアリングを搭載していること。
プラスティックベアリングを採用したことで軸とベアリングの摩擦が減り、ロングスリープが可能になりました!
ハイパーレベルのトリックでさえクリアできるほどのポテンシャルを秘めています。
今でこそ金属ボールベアリングを搭載したヨーヨーが主流となりましたが、ファイヤーボールはプラスティックベアリングを搭載しているため、競技とはまた違ったヨーヨーの楽しさを味わえる機種です!
【特徴③】ルーピングがやりやすいボディ形状
3つ目の特徴は、オールラウンドなボディ形状!
丸みを帯びたボディが、手に持ったときにしっくりくる、手に馴染みやすいフォルムです。
しかし、ファイヤーボールのボディ形状は、手に持ちやすいだけではありません。
オールラウンドボディの一番のメリットは、ルーピングトリックがやりやすいこと!
- ギャップ幅が狭くルーピングで反転させやすいボディ
- ルーピングのコントロールがしやすいエッジ
ファイヤーボールにはルーピングに適した条件が揃っているので、ループ・ザ・ループなどのルーピングトリックがとてもやりやすいヨーヨーとしておすすめ。
さらに、1990年代のハイパーヨーヨー以降の2A(ダブルハンドルーピングトリック)と呼ばれるプレイスタイルでは、ファイヤーボールに金属ボールベアリングとナイロンスペーサーを搭載したヨーヨー(ナイスペレイダー)が最強でした。
今でも、コアな2Aプレイヤーにはファイヤーボールが好まれています。
色々なトリックができるようになってきたら、ぜひファイヤーボールのカスタマイズにもチャレンジしてみてください!
ファイヤーボールのメンテナンス方法
ここからは、ファイヤーボールのメンテナンス方法を解説!
ヨーヨーで遊んでいると次第に戻りが悪くなり、最終的には全く戻ってこなくなります。
これは、ベアリングと軸に塗られたオイルやワセリンが切れてしまうことが原因。
そこで、ファイヤーボールをはじめとしたプラスティックベアリングを搭載したヨーヨーには、オイルやワセリンを注入する必要があります。
おすすめのオイルがコレ!
SGオイルは、ヨーヨー専門ショップのスピンギアが開発した、ヨーヨー専用のオイル。
使い方は簡単。
ヨーヨーを分解して、軸にオイルを2〜3滴滴らしたます。
ベアリングを軸に戻しながら、ベアリングと軸のオイルを伸ばして馴染ませましょう。
あとは、元通りに組み立てるだけ!
たったこれだけで、ファイヤーボールの戻りの良さが復活します。
もっと戻りを良くしたいときは、ワセリンを塗るのがおすすめです!
ファイヤーボールのおすすめセッティング
本項目で紹介するセッティング方法はヨーヨーが壊れる可能性があるので、自己責任でお願いします。
オールラウンドタイプのファイヤーボールは、ハイパーレベルあたりのストリングトリックやルーピングトリックもクリアできちゃいます。
しかし、さらに高度なトリックにチャレンジする場合は、フルメタルのようなヨーヨーに手を出してしまいがち。
そうすると、ファイヤーボールを使う機会が無くなってしまいますよね。
せっかく手元にあるファイヤーボールを有効活用するために、おすすめの方法があります。
それが、ファイヤーボールをルーピング専用機種にセッティングすること!
ヨーヨーは、トリックの難易度が上がるにつれて、そのプレイスタイルに特化したヨーヨーにシフトしていきます。
そこで、使わなくなったファイヤーボールを、ルーピングに特化した機種にセッティングしちゃいましょう!ということ。
やり方は簡単。
ストリングの巻き数を増やしたり、ボディを締め込むだけ!
ストリングの巻き数を通常の2〜3重から、4〜5重に増やすだけでも、ループがやりやすくなります!
ただ、その分スリープが短くなるので、ダブル・ループやミルク・ザ・カウ、ダブルハンドバーティカル・ループなどの習得に使いましょう。
もし、フリースタイルなどにもチャレンジしたいという方は、より高度なセッティングをおすすめ。
それが、ファイヤーボールのボディを締め込むこと!
ボディを締め込むことで、ストリングの巻き数を増やさなくても戻りが良くすることができちゃいます。
さらに、締め込み具合でスリープ力も調整可能。
1999年〜2000年頃に行われたハイパーヨーヨーの大会では、ボディを締め込んだファイヤーボールか、トリフロなどの粘度の高いグリスを塗ったハイパーレイダーを使用するプレイヤーがほとんど。
それだけ、締め込んだファイヤーボールも人気がありました!
ボディを締め込みすぎると全くスリープしなくなったり、最悪の場合はボディが割れてしまうこともある、非常に危険なカスタマイズ。
「ナイスペレイダーはまだハードルが高い…」という方が、ナイスペレイダーにチャレンジする前のカスタマイズ入門として、めちゃくちゃおすすめです!
まとめ
火の玉がデザインがめちゃくちゃ格好良いのはもちろん、使い心地も抜群で2Aプレイヤーから絶大な信頼を誇る、ファイヤーボール。
ファイヤーボールがひとつあれば、様々なトリックを練習できちゃいます!
デザインやカラーのバリエーションが豊富で、人気の「デカ玉」デザインでも、比較的オークションなどで入手しやすいのもポイント。
たくさんのバリエーションの中から、お気に入りのファイヤーボールを探してみるのも楽しいですね!
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