1Aプレイヤーの動画を観たとき、他のプレイスタイルと比べて、ストリングがめちゃくちゃ長いと感じたことはないでしょうか?
1Aのヨーヨーは、比較的長めにストリングをセッティングしています。
では、なぜ長いストリングが好まれるのか?
本記事で、ストリングを長くしたときのメリットとデメリットを解説するとともに、デメリットの解決策も併せて紹介します!
これを読めば、1Aで長いストリングが好まれる理由が分かります。
では、まいります!
ストリングを長くするメリット
ストリングを長くしたときのメリットは、以下の2つ。
- 見た目が派手になる
- トリックが大きく見える
それぞれ、詳しく解説します!
【メリット①】見た目が派手になる
ストリングを長くしたときの一番のメリットは、何よりも、見た目が派手であること!
ヨーヨーの軌道がより外周を通ることになり、自身を中心としたときに描く円が大きくなることで、見た目のインパクトか向上します。
さらに、スラックやリジェクションなどのトリックでストリングを飛ばしたとき、飛んでいくストリングが長いので、こちらも見た目に影響します。
【メリット②】トリックが大きく見える
ごちゃ系(Tech系)と呼ばれるトリックは、トリックの構造が複雑です。
あやとりのように、指に何重にもストリングを掛けていくので、ストリングが短くなってしまい、トリックの見た目が小さくなってしまいます。
そんなとき、長いストリングが効果を発揮します!
ストリングの長さに余裕があるので、ごちゃ系トリックでストリングを何重に掛けても、ストリングが短くなってトリックが小さくなることがありません。
- トリックの見た目を派手にしたい
- ごちゃ系トリックが小さくなるのを防ぎたい
ストリングが長いデメリット
一方で、ストリングを長くすることによるデメリットもあります。
ストリングを長くしたときのデメリットがコチラ。
- コントロールが難しい
- 左右の手の感覚が変わる
- スピードを出しづらい
それぞれのデメリットを解説するとともに、解決策を併せて紹介します!
【デメリット①】コントロールが難しい
ストリングが長くしたときの最大のデメリットは、コントロールが難しいということ。
慣れていないうちはトラピーズをするだけでも、ヨーヨーを地面にぶつけてしまうのではないかと、心配になるはず。
そのため、サイドスローをするときに、トラピーズ側に向かってヨーヨーを投げることを意識してしましょう。
右利きの方なら、サイドスローでストリングが伸び切った瞬間、ヨーヨーが体の左側にあるように心掛けること。
体の右側にヨーヨーをスローすると、ストリングが伸び切ったまま振り子のように体の正面を通過していきます。
これでは、ヨーヨーが体の正面を通過する、いわばヨーヨーが地面に一番近づくときに、ストリングの長さが最大になるので、ヨーヨーをぶつけてしまうリスクが増えます。
だからこそ、ストリングが伸び切った瞬間に、ヨーヨーが既に一番地面に近い場所を超えているようにすることが、長いストリングを使うときのコツです。
サイドスローをするときは、トラピーズ側に向かってヨーヨーを投げることを意識する
【デメリット②】左右の手の間隔が変わる
ストリングの長さが長くなると、トリックをするときの左右の手の間隔を変える必要があります。
例えば、ダブル・オア・ナッシングのときに左右の手の間隔を広げることで、ストリングが短いときと同じようにトラピーズできます。まで
このとき、ストリングが短いときと同じ手の間隔でトリックを行うと、ストリングが余ってしまい、余ったストリングがたるんでしまいます。
ストリングがたるむと、トリックの見た目が非常に悪くなるので、注意が必要です。
ストリングを長くしたときは、左右の手の間隔を少し広げることを意識することで、ストリングのたるみを無くすことができます!
ストリングを長くしたら、左右の手の間隔を広げる
【デメリット③】スピードを出しづらい
ストリングが長いときは、同じトリックであっても、ヨーヨーが移動する距離が長くなるので、時間が掛かってしまい、スピードを出しづらくなります。
そんなときは、両手の間隔を広げたり、ごちゃ系でストリングがクロスする支点の位置を変えたりすることで、ヨーヨーの移動距離を短くすることができます。
ヨーヨーの軌道を意識して、極力ヨーヨーが短い距離で移動できるよう練習してみましょう!
ヨーヨーの軌道を意識する
おまけ
ストリングが長い状態でスピードを出すために、普段よりサイズの大きなヨーヨーを使うのもアリです。
ストリングの長さに慣れていないうちは、トリックスピードを上げるとミスをするリスクが上がります。
そこで、有効幅の広いヨーヨーを使うことで、ミスするリスクを減らすことができます!
「ストリングは長くしたいけど、ミスが増えるんだよなぁ…」
こう思っていた方は、ぜひ試してみたください!
まとめ
ストリングを長くすると、スラックやラセレーションでストリングを飛ばしたときの見た目が派手になります。
見た目の派手さやインパクトを求める方は、ストリングを長めに調整してみましょう!
おすすめは、競技用ストリングの定番であるキティーストリング(通称Kストリング、Kスト)!
ポリエステルとナイロンの2種類の素材があり、太さはノーマル、ファット、XLのように、好みに合わせて選択できる優れもの。
まずは、Kストの標準であるポリエステルのノーマルから試してみるのをおすすめします!
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