「軽いヨーヨー?」
「動かしやすいヨーヨー?」
ヨーヨーのフィーリングは、ヨーヨーの数だけ違いがあります。
普段は、「このヨーヨーはトリックがやりやすいな」といったフィーリングで、ヨーヨーを選んでいる方も多いと思います。
一方で、好きなブランドのヨーヨーばかりを使っていて、それ以外のブランドのヨーヨーに目を向けてみることを忘れてしまっている方もいるのではないでしょうか?
正直なところ、その考え方は、非常にもったいない。
そこで、本記事では、使いやすいヨーヨーとは一体何か?ということについて、考察していきたいと思います!
使いやすいヨーヨーを見つけるためには、色々なヨーヨーを使ってみて、ヨーヨーの違いを理解することが大切。
ヨーヨーごとの僅かな違いを探ることで、自分好みのヨーヨーを見つけられるようになります。
なんとなく使いづらいという理由で使うのを辞めてしまう、いわゆる食わず嫌いでは、好みのヨーヨーを見つけるチャンスを、自ら逃してしまっているのと同じ。
本記事では、ヨーヨーをなんとなくのフィーリングで選んでしまっていたという方に向けて、自分好みのヨーヨーの見つけ方を、「仮説と検証」の観点で解説していきます!
記事を読み終える頃には、普段使い慣れたブランド以外のヨーヨーも振ってみたくなるはず。
では、まいります!
ヨーヨーのフィーリングに対する考え方
例えば、新しく発売されたヨーヨーや、いつも使っているブランド以外のヨーヨーを振ったときに、こう思ったことはありませんか?
「このヨーヨー、使いにくいな。」
「なんだか、めっちゃ動かしにくい。」
ヨーヨーは、形や大きさはもちろん、素材が違うだけでフィーリングが違うのは当たり前ですよね。
こんなことは分かっていながらも、新しいヨーヨーを試したときは、「自分が普段使っているヨーヨーと比較して、使いやすいか否か。」に焦点を当てているのではないかと思います。
つまり、2つのヨーヨーを比べて、どちらのヨーヨーが自分に合っているかという観点から比較しているはず。
この方法では、2つあるヨーヨーのうちどちらか一方が劣っている、使いにくいと感じるのは当たり前のこと。
でも、なんとなく使いにくいということを理由に、新しいヨーヨーを見限ってしまうのは、せっかくのヨーヨーの楽しみを見す見す逃していると言えます。
本来ならば、その先にある、もっと本質的な理由を探ることが大切なのです。
本質的な理由を探っていくことで、自分好みのヨーヨーが見えてきます!
本質的な理由の見つけ方
ここからは、本質的な理由の見つけ方を解説します!
多くの場合、先に紹介した「使いにくい」「動かしにくい」という感想の裏には、以下のようなニュアンスが隠れています。
(普段、好んで使っているブランドの〇〇と比べて、サイズが大きいので)使いにくい。
(慣れ親しんだヨーヨーは外周寄りに重心があるけど、このヨーヨーは重心の位置が違って)動かしにくい。
ヨーヨーのフィーリングとしてよく話題に上がる「使いにくい」「動かしにくい」という言葉には、カッコ書きのようなニュアンスが含まれているのではないでしょうか?
この隠れたニュアンスが重要!
使いにくい理由の裏に潜んでいる、本質的な理由を顕在化していくことで、それぞれのヨーヨーの違いを明確に認識できるようになります。
ヨーヨーの違いを明確に認識できるようになると、今度はそのフィーリングの違いがトリックにどのように影響してくるのかが見えてきます。
「スピードプレイには〇〇なフィーリングのヨーヨーが良いな」
「スーサイドを確実に決めるには、〇〇なヨーヨーだ」
このように、本質的な理由を探っていけばいくほど、自分のプレイスタイルに合わせたヨーヨー選びができるようになってきます。
これこそが、ヨーヨーをさらに楽しむためのポイントであると言えます!
仮説と検証によるフィーリングの具現化
「〇〇だから、使いやすい。」
「〇〇だから、動かしやすい。」
このように、「〇〇だから〇〇」という理由を認識するために、2つのことが役立ちます。
それが、「仮説」と「検証」の2つ。
仮説と検証を繰り返していくことで、自分好みのフィーリングが、少しずつ具体化されていきます。
早速、2つのヨーヨーを振り比べてみましょう!
ヨーヨーを振りながら「このヨーヨーは、なぜ使いやすいのか?」ということや、「使いやすい2つのヨーヨーに共通していることは何か?」といったことを探ってみてください。
この時点で明確な理由が分かれば最高ですが、たとえ理由が分からなかったとしても、焦る必要はありません。
最初から理由が分かるなんてことは、まず有り得ません。
では、理由が分からなかったときにどうするか?と言うと、ここで「仮説」が登場します。
仮説自体は、どのような内容でも構いません。
ここでは、「きっと、〇〇だから動かしやすいんだろう」といった仮説を立ててみます。
「よく使うヨーヨーは10mmの軸を使っているけど、このヨーヨーは軸が8mm。この軸の短さが、動かしやすさに繋がっているのではないか?」というものでOK。
このような仮説を立てたら、今度は仮説を検証するフェーズに移行します。
検証は、仮説を立てたことが本当に通用するのか?を確かめる作業です。
先程の仮説から、実際に軸が8mmのヨーヨーを探して振ってみて、動かしやすさを検証しましょう。
実際に検証してみると、「やっぱり軸が短いヨーヨーは動かしやすい!」という結論が出ることもあれば、「軸の短さは、動かしやすさには関係なさそうだ」という結論が出ることもあります。
仮説に合致する検証結果が得られれば、その仮説はまずは正しいと言えそうです。
一方で、仮説が外れた場合は、他の仮説を定義してみましょう。
先程の検証結果を踏まえて再度ヨーヨーを振ってみると、「軸じゃなくてボディ形状が〇〇だから動かしやすいのか!?」といった、新たな仮説が生まれることがあります。
このように、仮説を立てては検証し、また新たな仮説を立てていく作業を繰り返していくと、最終的に自分なりに仮説に合致した検証結果が得られます。
これこそが、ヨーヨーの使いやすさに対する、本質的な理由になるのです!
まとめ
ヨーヨーの使いやすさについて、仮説と検証を繰り返しながら本質的な理由を探っていけば、自分がどのようなヨーヨーが好みなのかということが見えてきます。
今まではなんとなく使いやすい、使いにくいと判断していたものが、理由を明確に答えることができるようになるのはもちろん、「あと〇〇が備わっていればさらに使いやすくなるのに!」という改善提案もできるようになる。
ヨーヨーの使いやすさを仮説と検証を繰り返しながら掘り下げるのは大変ですが、この経験は、新しいヨーヨーを振った時に必ず役に立ちます!
様々な観点からヨーヨーを分析することができるようになるので、今まで使いづらいと避けていたヨーヨーが、どんな理由で使いづらかったのか?ということも分かるようになる。
さらに、これまで避けていたヨーヨーでも「こんな特徴があったのか!」と気づくきっかけにもなる。
この記事をきっかけに、なんとなく使いづらいと思って箱の奥底にしまっていたヨーヨーを、また振ってみる機会に繋がれば幸いです!
以上が、「自分好みのヨーヨーを見つける方法【仮説と検証】」でした!
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