ハイパーレベル3のトリックは、ダブル・オア・ナッシングです。
スーパーレベル7のムーンサルトを派生させたトリック。
ヨーヨーを大きく回しながらストリングに乗せる大技です。
では、まいります!
「ダブル・オア・ナッシング」のやり方
ダブル・オア・ナッシングのやり方を、以下の5つの手順で解説します。
- ヨーヨーを横に投げ出す
- 左手と右手の人差し指にストリングを掛ける
- 右手の人差し指にストリングを掛ける
- ヨーヨーをストリングに乗せる
- ヨーヨーを引き戻す
それぞれ、順を追って解説します!
【手順①】ヨーヨーを横に投げる
まずは、ブレイク・アウェイやムーンサルトの要領でヨーヨーを横に投げ出しましょう。
【手順②】左手の人差し指にストリングを掛ける
ムーンサルトと同様に、左手の人差し指にストリングを掛けます。
このとき、ヨーヨーはストリングに乗せずに、右手を越えるように動かします。
【手順③】右手の人差し指にストリングを掛ける
右手を越えたら、今度は右手の人差し指の先にストリングを掛けながら、再度ムーンサルトのようにヨーヨーを左側に動かします。
【手順④】ヨーヨーをストリングに乗せる
ヨーヨーが左側にきたときに、左手の人差し指の先でヨーヨーをトラピーズします。
トラピーズをするときは、最後に左手の人差し指に掛けたらストリングにヨーヨーを乗せます。
【手順⑤】ヨーヨーを引き戻す
最後にヨーヨーを跳ね上げ、指に掛かっていたストリングを解きながらヨーヨーをキャッチ。
これで、ダブル・オア・ナッシングが完成です!
「ダブル・オア・ナッシング」の解説動画
YOYOMANIAXの公式チャンネルでは、ダブル・オア・ナッシングのやり方を動画で解説しています!
ヨーヨーのトリックは、視覚的に捉えるとより理解しやすいので、ぜひご覧ください!
「ダブル・オア・ナッシング」のコツ
ここからは、トリックを成功させるコツを紹介します。
ダブル・オア・ナッシングのコツは、以下の2つです。
- 左右の手を近づけておく
- 左手の指に掛けたストリングの間隔を空ける
それぞれ、詳しく解説します。
【コツ①】左右の手を近づけておく
ダブル・オア・ナッシングの練習を始めたばかりの頃は、左右の指の間隔が取りづらく、ヨーヨーを上手くトラピーズすることができません。
そこで、ヨーヨーをトラピーズするまでは、左右の手を極力近づけたままにするのがポイント。
最後にヨーヨーをトラピーズするときだけ、左手を滑らせるようにヨーヨーに近づけることで、トラピーズしやすくなります。
【コツ②】左手の指に掛けたストリングの間隔を空ける
最初、左手の人差し指にストリングを掛けるときは、指の付け根のほうに掛けるようにしましょう。
さらに、ヨーヨーをトラピーズするときは、人差し指の先のほうにストリングを掛けるようにします。
ストリング同士の間隔が近すぎると、上手く1本のストリングに乗せることができません。
そこで、ストリング同士の間隔を空けておくことで、トラピーズさせるときにストリングが邪魔になりません。
「ダブル・オア・ナッシング」の練習におすすめのヨーヨー
ダブル・オア・ナッシングの練習におすすめのヨーヨーは、スピンガジェットです!
スピンガジェットはギャップが広く、ヨーヨーをトラピーズさせやすいヨーヨーです。
スピンガジェットひとつあれば、ハイパーレベルのストリングプレイ系トリックを攻略できるのでおすすめです!
まとめ
ダブル・オア・ナッシングは、最後のトラピーズが意外と難しいトリックです。
1998年4月4日、東京ビッグサイトで行われたヨーヨーの日のイベント「バンダイ ハイパーヨーヨーフェスティバル」では、チャンピオンシップ部門の予選トリックとしてダブル・オア・ナッシングが登場。
多くのプレイヤーが、最後のトラピーズをミスして予選落ちとなっていました。
ダブル・オア・ナッシングのようにヨーヨーを横に投げながら行うトリックは、1A(ストリングプレイ)の基本スタイルです。
まずは、ダブル・オア・ナッシングで、ヨーヨーを横方向に動かす感覚を掴みましょう!
Yo For It!