ベーシックレベル6のトリックは、ブランコです。
ブランコは、ピクチャートリックのひとつとして数えられます。
ピクチャートリックとは、ヨーヨーをスリープさせた状態でストリングスを巧みに操り、ストリングスであやとりのように形を作り上げるトリック。
ストリングスで東京タワーの形を作るようなトリックが有名です。
今回練習するブランコは、ピクチャートリックの基本とも言えるトリック。
ピクチャートリックは、ストリングスを掴む順番さえ覚えてしまえば、簡単にできます。
ヨーヨーを知らない人にトリックを披露するときにも役立つトリックなので、覚えておいて損はありません!
では、まいります!
「ブランコ」のやり方
ブランコのやり方を、以下の3つの手順で解説します。
- ストリングスの真ん中を左手で掴む
- ヨーヨー付近のストリングスを右手でつまむ
- 右手と左手で作った三角形の中でヨーヨーを揺らす
それぞれ、順を追って解説します。
【手順①】ストリングスの真ん中を左手で掴む
ヨーヨーをスリープさせ、ストリングスの真ん中付近を左手で掴みます。
【手順②】ヨーヨー付近のストリングスを右手でつまむ
左手でストリングスを掴んだまま、右手でヨーヨー付近のストリングスをつまみます。
【手順③】右手と左手で作った三角形の中でヨーヨーを揺らす
ストリングスをつまんだ右手を上にあげます。
このとき、左手はストリングスを持ったままヨーヨーの下側に移動します。
左手は、手のひらを下にしてジャンケンの「パー」のような形でストリングスを抑えましょう。
右手と左手で作った三角形の中で、ヨーヨーを前後に揺らします。
これで、ブランコが完成です!
「ブランコ」の解説動画
YOYOMANIAXの公式チャンネルでは、ブランコのやり方を動画で解説しています!
ヨーヨーのトリックは、視覚的に捉えるとより理解しやすいので、ぜひご覧ください!
「ブランコ」のコツ
ここからは、トリックを成功させるコツを紹介します。
ブランコのコツは、以下の2つです。
- スリープロスを減らす
- ヨーヨーを振り子のように揺らす
それぞれ、詳しく解説します。
【コツ①】スリープロスを減らす
ヨーヨーをスリープさせるときは、ヨーヨーを真っ直ぐに、強くスリープさせることを意識しましょう。
ブランコのようなピクチャートリックは、あやとりのように手順さえ覚えてしまえば簡単にできます。
そこで必要となるのが、スリープの長さ。
途中でヨーヨーが止まってしまったら、トリックとして成功とは言えません。
ストリングスを掴む手順を覚えるときはヨーヨーを止めながら覚えたほうが効率よく覚えられますが、ある程度手順を覚えたら、ヨーヨーをしっかりスリープさせながらトリックを練習しましょう。
ヨーヨーを如何にスリープロスさせずにトリックをキメるかということも、大切なことです。
【コツ②】ヨーヨーを振り子のように揺らす
ヨーヨーを前後に動かすときのポイントは、右手でつまんでいるストリングスを軸に、ヨーヨーの重さを利用して前後に揺らすこと。
ヨーヨーを無理に前後に動かそうとすると、とてもぎこちない動きになってしまいがち。
そこで、無理にヨーヨーを動かすのではなく、右手でつまんだ部分を軸に、振り子のようにヨーヨーを動かしましょう。
ストリングスをつまんだ部分を軸にすることで、ヨーヨーの重さを利用しながら前後に大きく振ることができます。
まとめ
ヨーヨーを多少経験したことのある人からは、「ヨーヨー懐かしい!ブランコとか東京タワーとかあったよね」といった言葉をよく聞きます。
そんなときに、今回覚えたブランコをサクッと披露してあげれば、盛り上がること間違いなしです!
ちなみに、ブランコの最後で前後に揺らしたヨーヨーに勢いをつけて1周させると、クレイジー・ブランコというトリックに変化します。
クレイジー・ブランコは、スリープが続く限り何周も回すことができるので、どれだけ回せるか回数を競うのも面白いですね!
クレイジー・ブランコなどのピクチャートリックは、90年代のハイパーヨーヨーブームのときに発売された「ハイパーヨーヨートリックス」という本に掲載されています。
ハイパーヨーヨートリックスには、なんと300種類以上のトリックが掲載されています!
さらに、各トリックごとに難易度を5段階評価しているので、自分にあったレベルのトリックを探すのにも役立ちます。
初心者向けのトリックからTHP-ジャパンレベルを超える難易度のトリックまで掲載されているので、1冊あれば、ヨーヨーの練習が捗ること間違いなしです。
Yo For It!