この疑問を、解決に導きます!
本記事では、ヨーヨーがスリープする仕組みを解説。
これを読めば、ヨーヨーがなぜスリープをするのか、その仕組みを理解することができます。
では、まいります!
ヨーヨーがスリープする仕組み
ヨーヨーがスリープする仕組みは、以下の3つ。
- ヨーヨーとストリングが固定されていない
- 軸にベアリングを搭載
- ギャップが広い
それぞれ、詳しく解説します!
【仕組み①】ヨーヨーとストリングが固定されていない
ヨーヨーがスリープする最大の理由は、ヨーヨー本体とストリングが固定されていないこと!
昭和の駄菓子屋などで売られていたようなヨーヨーは、ヨーヨーの軸にストリングが結ばれていました。
そのため、ヨーヨーを投げてストリングが伸び切ったとき、そのままストリングを巻き取って戻ってきてしまいます。
そこで、ヨーヨーの軸にストリングを引っ掛けるだけの仕組みが生み出されました。
ヨーヨーの軸にストリングを引っ掛けているだけなので、ストリングの輪っかの中で軸が空転(スリープ)できるようになったのです。
これが、ヨーヨーがスリープする最大の理由です!
【仕組み②】軸にベアリングを搭載
2つ目の理由は、軸にベアリングを搭載していること!
初期のスリープできるヨーヨーは、金属製の細い軸にストリングを引っ掛けるだけの構造でした。
これでは、ヨーヨーの軸とストリングの摩擦が大きく、長くスリープさせることは不可能。
そこで、軸にベアリングを装着して、ベアリング自体にストリングを引っ掛ける機構が開発されました!
軸に直接ストリングを引っ掛けていたときよりも、はるかにスリープ時間を伸ばすことに成功。
90年代には木製ベアリングやプラスティックベアリングのヨーヨーが登場。
さらには、金属ボールベアリングを搭載したヨーヨーも登場し、スリープ時間が飛躍的に向上しました。
【仕組み③】ギャップが広い
3つめの理由は、ギャップが広いこと!
ギャップとは、ヨーヨー本体の幅のことを言います。
昔のヨーヨーには幅が狭いものが多く、ボディとストリングが触れてしまって、スリープのロスに繋がっていました。
しかし、トリックの進化とともに、ヨーヨーも進化していきます。
ヨーヨーの幅は、以前のものとは比べ物にならないほど広がって、現在ではストリングを巻き取る摩擦を生む部分だけがストリングに触れるような構造に進化しています。
これにより、超ロングスリープが可能となりました。
まとめ
ヨーヨーがスリープする最大の仕組みは、ヨーヨーの軸とストリングが結ばれていないこと。
軸にストリングを引っ掛けるたけの構造により、ヨーヨーが空転(スリープ)するようになり、空転しているヨーヨーをストリングに乗せたりすることで、技(トリック)が開発されていきました。
現在では、ボディの素材もプラスティックから金属の削り出しが主流になり、スリープ時間が劇的に向上しています。
ヨーヨーの性能が向上したことでトリックを習得しやすくなっているので、昔出来なかったトリックにチャレンジしてみるのもおすすめです!
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